昨日の朝、毎週楽しみにしている
NHK総合で放送中の 「チコちゃんに叱られる!」で
【不安の正体】 = 「人類誕生から備わっている生き抜くための武器」 by chiko
についてテーマになっていました。
そこで、明治大学 堀田秀吾教授が解説をされていた
【不安の正体】と簡単な解決法を投稿させて頂きますね。
堀田教授の解説をシンプルに表すと
不安の正体 = 「人類誕生から備わっている生き抜くための武器」
とのことです。
それは、人類は大昔から不安を感じ、準備し、対処することで、有利に生きてきた
と考えられているからです。
狩りをして暮らしていた石器時代、
命をおびやかす肉食動物の存在や、様々な自然災害から身を守るためには、
ちょっとしたことでも不安を感じて
事前に危険を察知して回避できた方が生き残りに有利だったとのことです。
しかし、なぜ石器時代でもないのに現代人が不安を感じるのか?
それは結局、人類誕生の約700万年前から心も体も石器時代から変わっていないから
だそうです。
人類誕生誕生は約700万年前
狩りを中心としていた生活をやめたのはわずかに約1万年前
人類の長い進化の過程からすると1万年はほんの一瞬のことです
生物はゆっくりと進化していくものなので
この一万年の間は人間の心と身体はあまり進化しておらず
石器時代ころの危険を察知する本能が残っているとのことです。
そして現在でも「生き残るための知恵」として 不安は役に立っている?・・・・・
んですって。
【不安】は、現在でもピンチの際に行動を起こす準備を身体にさせています。
不安になると脳が刺激を受け、身体から様々なホルモンを出すことで
心拍数や血圧が上昇し、注意力や集中力がが高まります。
そのため、危険に対する準備ができるのです。
この「不安」のおかげで、急に襲われたりすることはないものの
集中力が高まることでピンチを乗り切るために役に立っていると考えられます。
例えば、不安があることから車がきたら注意することができますし
仕事などでトラブルが発生しないように、先のことを予測して準備ができるんですね。
不安は厄介なものだととらわれがちですが
不安の利点を知って、上手く付き合うことで武器になるんですね。
そもそも「自分は不安なんだ」と考えてしまっていることが
悩んだり、消極的になって行動ができなかったるする原因だったりするそうですよ。
そこで堀田教授が提案してくれた解消法が・・・・・
ハーバード大学での実験で・・・・・・
「私は不安だ・・・」と声に出したグループと
「私はワクワクしている!」「I’m excited!!」 と声を出したグループ
の話しで、
これを比較すると明らかにパフォーマンスに差が出ているといった
データがあるという話です。
それは
不安 ➡ 興奮していると勘違いさせて脳をだます。
ということで、
こうすることで、不安をすぐに有効活用できる・・・そうです。
また、堀田教授直伝エクササイズとして
<元気な動き> や <へんてこな動き> を加えると、脳が楽しいんだと勘違いして
更に効果的なんです。 って・・・。
「ワクワクしている!」
「楽しい!」
「嬉しい!」
「とにかく大丈夫!」
など、ポジティブな言葉で 「脳を勘違いさせて騙してみましょう!」
今回、なぜに【不安】ついて投稿したかというと、
ちょうど最近、「不安障害なんです・・・・・」というクライアントさんがいらっしゃいました。
私としては「不安障害」という病名が診断されている以上
医療機関ではないので、「私ではなく再度心療内科の受診を・・・」とおススメしましたが
「せっかくなので・・・・」とご本人様のご要望があり・・・
結局お話を伺うことになりましたが、
私としては、消化不良のセッションで反省と不満の残る状態に・・・・・、
でも今回の放送で、私自身の反省や不満が少し解消された気がしていました。
・・・「なんだぁ、不安ってちゃんと意味があるんだぁ!」
そんな折、先のクライアントさんから次回のセッションについての
お問い合わせメールをいただきましたので
今回、ありのままの気持ちを含めて投稿させていただきました。
私もあなたとの出会いで成長することができました・・・・・感謝!!
今、不安を抱えている「あなた」・・・・・
既に、人生を有利に生き抜くための武器を持っているのですから
その不安に感じていることにしっかりと準備して、対処、有効活用して
この先の人生を、有利に生きることができるようにお手伝いさせていただきますね・・・・・
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