梅雨ですねぇ。
毎日、寒暖の差もあり、湿気もあり、今ひとつ気分がのらないのは私だけでしょうか?
先日、3度目のご相談となるクライアントさんとの話の中で
映画「男はつらいよ 柴又慕情」をTVで観た印象について話されていました。
・・・・・映画の舞台、寅さんの実家とらやの店内に、
言葉は心
一つの言葉で 喧嘩して
一つの言葉で 仲直り
一つの言葉で 頭が下がり
一つの言葉で 楽しく笑いあい
一つの言葉で 泣かされる
といったはり紙があり、妙に目がとまってしまい、ご自身の中で大きな気づきがあったということです
私もこの映画シリーズについては成人になってからは大好物で、全48作テレビやDVDなどで
何度も観ていましたが、恥ずかしながらこのはり紙については全く気が付いていませんでした。
・・・・・子供の頃は、「いつも家族で喧嘩している」場面が印象にあってあまり好きじゃない映画でしたが
社会人になってからは、人との関り、絆、優しさ、純粋な思いの尊さなどを見直す刷り込みが
この映画のはり紙にあったのかもしれませんね。
調べてみたら、
北原白秋の詩で、教育現場などでもよく引用されているもののようで・・・・・
一つの言葉 北原白秋
一つの言葉で 喧嘩して
一つの言葉で 仲直り
一つの言葉で 頭が下がり
一つの言葉で 心が痛む
一つの言葉で 楽しく笑い
一つの言葉で 泣かされる
一つの言葉は それぞれに
一つの心を持っている
きれいな言葉は きれいな心
やさしい言葉は やさしい心
一つの言葉を 大切に
一つの言葉を 美しく
というもののようで・・・・・
私自身も新しい自分にアップデートできそうです。
クライアントさんは、家族関係の悩みだけでなくその他の人間関係についても
原因の一つとして反省し、当然のことながら修復、改善するために
自ら努めるヒントとなったのかもしれません。
そのことに自ら気が付かれたクライアントさんは ”素晴らしい!”
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